規程レビューの使用方法
最新の法令等に準拠した条文が欠落していないかを確認しながら規程を編集したい時には、[規程レビュー]機能を利用することで、既存規程と法令等に関する情報の一覧を並べて編集を行うことが可能です。
既存規程から各種法令等に関連する可能性のある条文を検出したり、法令等に対応した規定例を挿入することもできます。
また、レビュー種別「就業規則」では、法改正に限らず、絶対的必要記載事項・相対的必要記載事項・任意的記載事項の観点でのレビューが可能です。
旧機能名:法改正レビュー
規程レビューの開き方
1. 規程レビューの対象となる規程を開く
※2025年6月10日現在、対象となる規程種別は以下のとおりです。
・就業規則
・賃金規程
・育児・介護休業
・安全衛生
・ハラスメント防止
・個人情報取扱
・外注・フリーランス管理
・内部公益通報
2. 右側上部にある[規程レビュー]タブをクリック
3. [レビュー]ボタンをクリックし、レビュー種別を選択して[実行]ボタンをクリック

選択したレビュー種別に関する、法令等が表示されます。

項目をクリックするとオープンし、詳細を確認できます。

規程レビューでできること
・法改正や記載事項に関する情報の表示
レビュー種別を選択すると、法改正や各記載事項に関する情報が表示されます。
[続きを読む]をクリックすることで、全文確認が可能です。
※レビュー種別が「就業規則」のみ、各記載事項が表示されます。

・規程への対応に関する情報の表示
規程に対して変更が必要な法改正の場合、参考情報が表示されます。

・規程内の関連条文の検出
規程の中で、該当の法令に関連する可能性のある条文が検出された場合、類似条文として表示されます。
(検出できなかった場合は、その旨が表示されます)
表示された第◯条〜をクリックすると、該当の条文までジャンプします。

・規定例の表示とコピー
[参考条文]をクリックすると法令に対応した規定例が表示されます。
この規定例を採用したい場合、対象のボックスをクリックし、左側編集画面へドラッグ&ドロップすることで、開いた規程に挿入することができます。

法令対応が完了したあとの操作
法令の対応状況を管理できるようになります。
項目名の右横に[確認済][未確認][対象外]の3つの項目が表示されますので、対応状況に合わせて項目を選択します。
(デフォルトは[未確認]が選択されています。)
全ての項目を[確認済]もしくは[対象外]に選択すると、左横のチェックボックスが緑になり、対応が完了していることが可視化されます。

■使用例
・法改正情報を確認し、条文の修正を終えた
→[確認済]をクリック
・法改正情報を確認し、努力義務だったため規定することを先送りとした
→[対象外]をクリック
注意事項
規程レビュー機能が使用できるのは、社労士ユーザーで、かつワークスペース内で役割が「システム管理者」「管理者」「担当者」の方のみです。
関連企業ユーザーまたは、役割が「メンバー」の方は使用できません。