「戻れる地図」がある安心感。経験者が語る『私傷病による休職・復職規程』

2025年12月16日
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いつもKiteRaをご利用いただきありがとうございます。お客様相談室です。

KiteRa専門開発室は、12月に「私傷病による休職・復職規程(設問形式)」をリリースしました。
実は、私自身も休職の経験者です。 治療すれば治る病気でしたが、働けなくなるという事実は、「生活」と「仕事」への切実な不安を私に突きつけました。
特に大きかったのが、復職に関する不安です。当時の職場の就業規則には、復職プロセスに関する具体的な記述がほとんどなく、暗闇を手探りで歩くような心細さを感じたことを覚えています。

だからこそ、今回KiteRaから「私傷病による休職・復職規程」がリリースされ、設問形式で企業に合わせて作成できるようになったことは、私たち従業員にとって非常に大きな意味があると実感しています。

会社がどう対応してくれるかが分かる「安心感」

「自分だけは大丈夫」。心のどこかで、そう思っていませんか? けれど、「私傷病(病気やケガ)」による休職は、いつ誰の身に降りかかってもおかしくないことです。

この規程の優れた点は、休職から復職するまでの全体の流れが一目で分かる規程が作成できることです。
これまでは、雛形形式の規程はご用意がありましたが、設問形式のリリースによって、より企業のニーズに合わせた規程作成が可能となります。
本来は会社が運用するためのルールですが、私たち従業員が見ることで「いざという時、会社はこう動いてくれるんだ」という予測がつきます。
その「分かる」という事実だけで、将来への漠然とした不安はずいぶん軽くなります。

休職等:会社が迷わず、働く私たちが守られるために

例えば第2章では、休職の判断や発令の手順を定めることが可能です。 また、受診の推奨や診断書の提出についても明記されています。
これは会社側にとって指示を出す根拠になりますが、私たちにとっても救いになります。
無理をして働き続けてしまう自分に対し、会社がルールに基づいて「病院へ行って休もう」とブレーキをかけてくれる。そんな優しさが機能するからです。

職場復帰:戻る時の不安を消してくれる

そして何より心強いのが、復帰に関する詳細な定めです。 ここには復職の判断基準だけでなく、復帰後の配慮や具体的なサポート内容まで詳しく記載できます。
「元のペースで働けるだろうか」という復帰時の恐怖に対し、会社がどのような階段を用意して待っていてくれるかが具体的に見えるのです。
いきなり「0か100か」ではなく、ある程度まで回復したら、あとは少しずつ階段を上っていける 。それだけで、「治して戻ろう」という前向きな気持ちになれます。

「会社がどう守ってくれるか」が分かる(職場復帰委員会)

復職が直属の上司だけの判断で決まるのではない点も安心材料です。 本規程では「職場復帰委員会」の設置も定められます 。
これによって、産業医や人事を含めた専門的な視点から、客観的に体調を見てもらえる体制が整います。
「無理をして復帰して、また再発してしまう」……そんな悲劇を防ぐための仕組みが、会社のルールとして約束されているのです。

誰にでも起こりうる「もしも」のために

もちろん、この規程を使わないで済むなら、それに越したことはありません。 ですが、病気やケガは、ある日突然、誰の身にも降りかかります。

「いざという時、この会社にはしっかりとしたレールが敷かれている」
「この規程に沿って歩けば、また迷わず元の場所に戻ってこられる」

そう思えることは、今元気に働いている私たちにとっても、大きな「お守り」になります。
専門開発室が作成したこの規程は、単なる管理のためのルールではなく、私たち従業員が安心して働き続けるための「優しさ」の形なのだと思います。

ぜひ皆さんも一度、目を通してみてください。 そこには、あなたの「もしも」を支えるための、確かな約束が書かれています。

📖 専門開発室の制作担当者より

近年、メンタル不調による労務トラブルは増加傾向にあり、私傷病に関する休職・復職規程の重要性はますます高まっています。
従来は標準雛形のみのご提供でしたが、このたび「設問形式」を新たにリリースいたしました。
設問形式規程をご活用いただくことで、より効率的に各社様の事情に即した「私傷病による休職・復職規程」をご作成いただけるようになりました。ぜひご活用ください。