就活ハラスメント防止対策で変わる__安心して挑める就職活動へ
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KiteRaでは就活ハラスメント(主に、措置義務の対象となる就活セクハラ)に関する資料集を公開しました。

2026年10月の男女雇用機会均等法改正を控え、就活ハラスメント防止対策の資料集公開にあたり、採用現場の課題と対策の重要性について、求職者が安心して挑戦できる環境づくりの観点から感じたことを綴ります。
求職者が抱える不安と採用現場を取り巻く現実
就職活動は、求職者(新卒・中途の応募者、実習生、インターン等)にとって自身の可能性を試す大切な機会です。
しかし、本来なら前向きに取り組めるはずの場で、多くの人が強い不安感や心理的圧迫を抱えている現実があります。
私自身もかつて、選考の過程で高い緊張感や極度のプレッシャー、場の威圧感に押し潰されそうになった経験がありますが、それらは自分自身で乗り越えなければいけないものと思い込んでいました。
実際の調査でも、求職者の約5割(49.9%)が選考やOB訪問などで不快な言動を経験したと回答しています。
さらに、41.2%の人が自衛のために面談などを無断で録音しているというデータもあります。
この結果は、採用する側と受ける側の間に生じてしまう心理的な力の不均衡や、双方の信頼関係の薄さを象徴していると感じます。
選考への影響を恐れて不安感を口にできない求職者の立場を考えると、企業側が主体的に環境を整えることの必要性を痛感させられます。
資料集から見えた就活ハラスメント防止対策の本質
今回公開した、事業主やリクルーター向けのハラスメント防止マニュアルや行動規範等の資料集では、ハラスメント対策を単なる法的なリスク回避にとどめず、企業の姿勢そのものが問われる取り組みとして捉えています。
具体的には、以下のような実効性の高い仕組みづくりをご提案しています。
- 姿勢の明確な表明
- 求職者へ向けて自社の方針や相談窓口を事前に伝える周知用チラシの案内
- 客観的な自己点検体制
- 法令上の措置義務と取り組み状況を照合するチェックリストの活用
- 現場の行動ルールの明確化
- 面接時間や場所の制限、個人SNS連絡の禁止などを定めたリクルーター行動規範の運用
- 独立した相談体制の確立
- 二次被害を防ぎ、5W1Hで客観的に状況を把握する相談対応フローと受付票の提示
これらのルールや体制を整えることがなぜ重要なのでしょうか。
それは、ハラスメントの予防を社員個人の倫理観だけに任せるのではなく、組織として明確な境界線を引くことができるからです。
さらに、自社の方針や相談窓口を事前に明示する姿勢は、求職者を対等なビジネスパートナーとして尊重しているという誠実な意思表示になります。
誰もが安心して自分らしく挑戦できる社会へ
2026年10月には改正男女雇用機会均等法が施行され、企業による防止措置が義務化されます。
この変化は、すべての企業が自社の採用姿勢を見直し、健全な選考環境を作り上げる好機と言えます。
一人ひとりの求職者が過度な不安を感じることなく、自分の力や意欲を安心して発揮できる環境を整えることが求められています。
誰もが自分らしく挑戦できる採用現場が当たり前になる社会の実現のためにも、ぜひ本資料をご一読ください。
📖制作担当者から
2026年10月の法改正はカスハラ対応とも重なり、「手が回らない」とお悩みの経営者・人事担当者様も多いはず。そんな現場の負担を少しでも減らしたいという思いから本資料を作成しました。
規程やマニュアル、周知資料まで網羅しているため、自社の状況に合わせて必要なものから順に活用していただけます。
正しくリスクを理解し、過度に恐れることなく対策を進めることが、求職者の安心と健全なマッチングにつながります。
本資料が、前向きな採用活動の一助となれば幸いです。