別ファイルの規程同士で新旧対照表を作成する方法

2025年4月15日
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KiteRaでは通常、同一規程内での改訂差分に基づいて新旧対照表を作成しますが、条文検索機能を活用することで、別ファイルの規程同士の新旧対照表を再現することが可能です。

本ページでは、ファイル名を「規程A(旧)」「規程B(新)」とした例で、手順をご案内します。

操作方法

1. 「規程A」の編集画面を開き、画面右側の[条文検索]タブを開く
2. 検索欄にワークスペース名・規程名・キーワードのいずれかを入力し、「規程B」を検索

3. 検索結果から「規程B」を選択し、内容を表示する

4. 「規程A」と異なる箇所について、「規程B」の条文をクリックして選択し、ドラッグ&ドロップで「規程A」へ引用する

5. 引用した条文に対応する「規程A」の旧条文を削除
6. 変更点ごとに、上記手順4~5を繰り返す
7. すべての変更が完了したら「新旧対照表について」の手順に従い、新旧対照表を作成する

▼作成した新旧対照表のイメージ(画像をクリックして拡大可能)

※備考欄にて、「規程A」の条文は「削除」、「規程B」の条文は「新設」と扱われます。

新旧対照表に具体的な変更箇所を記載したい場合

上記の方法で条文をドラッグ&ドロップで引用すると、その条文全体が「新設」として新旧対照表に表示されますが、実際には一部の文言のみが変更されている場合も考えられます。
そのような場合、変更箇所を明確に反映させた新旧対照表を作成するには、以下の手順をお試しください。

1. 上記操作方法1~3を実施
2. 「規程A」と異なる部分について、「規程B」の条文をクリックして選択し、ドラッグ&ドロップで「規程A」へ引用
3. 引用した条文を選択してコピーし、「規程A」のボックス内にペースト
 ※画面右側の「規程B」内のテキストを直接コピーすることはできません

4. 「規程B」から引用したボックスを削除
5. 他の変更点についても、手順2~4を繰り返す
6. すべての変更が完了したら「新旧対照表について」の手順に従い、新旧対照表を作成する

▼作成した新旧対照表のイメージ(画像をクリックして拡大可能)

※変更箇所のみが赤字と下線で表示され、備考欄には「変更」と記載されます。

注意事項

・変更前の規程は上書きされます。
 変更前の内容を保持しておきたい場合は、あらかじめ規程をコピーしておくなど、
 バックアップを取ったうえで作業を行ってください。

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